【プランナー、PM職必見】どんな職種でもポートフォリオは作ったほうが絶対いい!どうすればいい? | ニダンジャンプ

インタビュー&転職Tips 転職や仕事探しの参考となるインタビューやTipsをお届けします。

  • facebook
  • X(旧Twitter)

【プランナー、PM職必見】どんな職種でもポートフォリオは作ったほうが絶対いい!どうすればいい?

転職の応募書類で職務経歴書と双璧をなすポートフォリオ。プランナーやプロジェクトマネージャーなど「これ」という形の制作物がない職種は一見、作りようがないように思えます。

しかし、どんな職種でも職務経歴書とセットで制作・提出できるポートフォリオがあります。多くの求職者が「職務経歴書だけ」の中で、きちんとしたポートフォリオをまとめることができれば、それだけで大きなアドバンテージになりえます。今回は業務経験のポートフォリオ化とポイントについて解説します!

染谷翔|株式会社ニダンジャンプ キャリアアドバイザー
ゲーム開発業界でプランナーとして勤務した後、自転車世界一周旅行のブロガーとして数年間活動。帰国後にUnity JapanでUnite Tokyoをはじめとする各種イベント業務のディレクションや運営、Unityユースクリエイターカップ(旧インターハイ)の企画立ち上げや運営等に携わる。2023年に株式会社ニダンジャンプ創設に関わりWebサイトを立ち上げ、サイト運営、求職者の転職サポート等で活動中。

業務経験をスライド資料化し、第三者にアピールできる形にする

業務経験を、画像や図とともにスライド形式でまとめるのはどの職種でもできることです。書き出す内容は職務経歴書(職務要約)と同じく、採用側にアピールしたい要素を絞って構成します。

職務経歴書の内容と重複するなら無駄でしょうか?そんなことはありません。文章だけでは伝わりにくい「成果」「仕事ぶり」を短時間で理解してもらいやすくなります。また、スライド資料の作りからは仕事の丁寧さ、文章力、センス、場合によっては地頭の良さや性格、人柄まで伝わります。この2つのポートフォリオを見比べてみてください。


このサンプルAは無機質なテンプレートに粗い画像が貼られ、見出しやテキストの位置もページによってズレが目立ちます。また説明も冗長で退屈です。画像の大きさ、配置もまちまちで散らかった印象を受けます。




一方、こちらのサンプルBはスタイリッシュでありつつもスッキリしたデザインで、フォントもカッコイイものが使われています。デザインやレイアウトも各ページで統一されており、限られた文字数でセンス良くまとめられています。


上の2つの例ではあえて極端な見せ方をしていますが……、職務経歴書からは読み取れない「普段の仕事ぶり」「人柄」が伝わるのではないでしょうか。

サンプルAに比べてサンプルBの制作者は 「資料づくりがうまい、読みやすい」「仕事が丁寧、気配りもできそう」 という印象を受けます。転職に当たり、きちんとした資料を作成する真摯な姿勢や熱意も感じられますね。もし2人の候補者がいて、職務経歴書上は同じくらいの経験だったとしたら、サンプルBの制作者の方が信頼できそうです。

職務経歴書とポートフォリオどちらを選ぶかという話ではなく、両方あればいいだけの話ですから作成して無駄になることはありません。 きちんとしたポートフォリオなら絶対にあった方がいいです。

ポートフォリオは自分をアピールするための宣材

ゲームに限らず、皆さんは生活の中で色々なものを購入しますよね。趣味のグッズから車やマイホームまで色々ありますが、なんとなく選んで買っているでしょうか? 長く愛用したいものほど、商品説明や画像、紹介ページなどを穴が開くまで読み込むことも多いと思います。メーカーのブランドイメージ、Webサイトや店舗の見た目に影響を受けるのも普通のことです。

ポートフォリオは自分をアピールするための宣材 と考えてみましょう。採用側は決して安くはない「人材」という商品を探しています。初対面の求職者の情報は応募書類が全て。同じような求職者が複数いたら「信頼を感じられる人にしよう」と判断するのは自然なことです。

5~10ページ程度のスライドで十分です。自分という商品を最大限アピールするため、胸を張って渡せるポートフォリオづくりを目指しましょう。

応募必須ではないのに提出していいの?

明確にNGとするケースは滅多にありません。例外的に、実績といえないような経歴(成果がほとんどない案件やアルバイト経験など)や異業種での経歴は空回りしてしまうことがありますが、心配なら ニダンジャンプにお問い合わせ ください!

そもそもの話として、職務経歴書が文字だけで構成される明確な理由ははっきりしませんが、歴史的に考えると定型フォーマットで大量に処理・比較する採用プロセスが根付いているためと考えられます。JIS規格の履歴書がどの会社でも使われているのと同じ理由で、これはこれで採用側(人事)も見慣れていて良し悪しを判断しやすいのです。

しかし、実際の開発現場で上司や同僚となる方が知りたいのは求職者の 「業務経験や人柄・性格」「一緒に働いてみたいか」 です。画一的な職務経歴書の他に、グラフィカルで手の込んだポートフォリオやスライド資料があれば必ず目を通されます。気合を入れて作るだけの価値はあるといえるでしょう。

この業務経験ポートフォリオは(少なくともゲーム開発職では)職種や年齢に限らず有効だと思いますが、もっとも恩恵を受ける可能性があるのは業務経験が浅い若手です。採用側も、若手や第二新卒を対象にした求人では将来性や人柄、自社カルチャーとの相性を重視しますから、こうした独自の資料は効果を発揮しやすいといえます。

技術スキルでアピールしづらいプランナーやプロジェクトマネージャー系の職種向けのテクニックといえますが、他の職種でも「絵やCG、サウンドのような形のある制作物がない」「職務経歴書(テキスト)で説明しづらい知見や経験がある」場合には検討してみてください。

かっこいいスライド資料の作り方

本命の求人で何とか書類審査に通りたい!そんな方は業務経験ポートフォリオを準備し、万全の態勢でチャレンジしましょう!スライド制作に当たってどんな工夫をすればいいか、次回の記事で解説します。お楽しみに!

関連記事


書類審査を有利にする大きな武器!スライド制作のTips 6選
前回の記事で業務経験をスライド形式でポートフォリオ化する話に触れましたが、読みにくいスライドや整理されていないデザインは逆効果。「仕事ができる」資料づくりを目指しましょう。今回は転職のみならず、実際の業務でも役立つスライド制作のTipsやノウハウを解説します!