

採用側が求める必要な情報に絞り、そうではない情報はなるべく削るのが職務経歴書のキホンです。しかし世の中の職務経歴書テンプレートに従って正直に情報を書いてしまうのが真面目なヒトの常……。今回は削ったほうがいい不要なテンプレ項目や、代わりに書いた方がいい項目について解説します。

ズバリ書きますが会社の事業内容、従業員数、資本金、売上高は書かなくていいです。項目ごと抹消しましょう。
多くの職務経歴書テンプレートで項目があるため、それに準じて記入しそうになりますが、無駄な情報はノイズとなります。情報を減らしてスッキリさせ、アピールしたい・採用側が求めている情報に目がいくようにしましょう。

ちょっと強気に切って捨てたので、これらの情報を重視している採用の方がいたら本当にゴメンナサイなのですが、99パーセントいないと思います…。
テンプレにあるからと思考停止して前職の資本金や売上高を調べあげ記入してしまった方、丸ごと削除しちゃって問題ありません。この項目は他の業界で使われるものだったのだと学びましょう。
意外と抜けてしまいがちな情報が、会社ごとの雇用形態やプロジェクトの規模、役職・役割です。
1. 雇用形態
正社員、契約社員、派遣社員、業務委託、アルバイト……どんな雇用形態で所属していたかで「業務の裁量範囲」や「チーム内での責任の重さ」が見えてきます。
もちろん正社員の方が採用側の評価は高くなりますが、職を転々としている場合には契約社員や業務委託であることを示した方が悪い印象が払拭できる(自分から退職を繰り返しているわけではない)場合もあります。派遣社員であれば、派遣元と出向先を明記しないとプロジェクトごとに転職を繰り返しているかのような見え方になってしまうことも。
2. プロジェクト(PJ)の開発規模
PJごとの開発規模、チームメンバー数や外注も含めた全スタッフ数は、採用側にとってひとつの指標となります。同じ「1スタッフ」として開発に参加していても、PJの規模によって重みは違いますし、業務の進め方や発生する課題も変わってくるためです。
また、数人~30人程度の中小規模PJと、100人以上が参加する大規模PJでは開発の進め方や体制も大きく変わってくるので、大規模PJに参加した経験があるか、そこでどのように立ち回っていたかを気にされるケースもあります。
3. 役職(役割)
その会社(プロジェクト)にどんな役割で参加していたかは明示しましょう。プランナーとレベルデザイナーでは役割のニュアンスが変わってきますし、3DCGの「背景専門」モデラーならそのように書いた方が採用側が理解しやすいです。
リーダーやマネージャーだったなら迷わず書いたほうがいいですね。時期によって違ったり、兼任していた場合には「エンジニアリングマネージャー/クライアントエンジニア」「プランナー/プロジェクトマネージャー」のように両方書くのも悪くありません。役割を示すことで、どんな業務をしてきたのか採用側の理解を深めたり、興味を引き出すことに繋がります。
表記する名称は基本的には名刺やリリースされたコンテンツのクレジットに従うべきです。現職で肩書をどうするか選択権が与えられている方は、なるべく強そうな肩書にしておくといいかもしれませんね!
採用担当が知りたいのはあなたの「実務経験の中身」です。テンプレ通りにやらなければいけない理由はありません。“相手の目線に立ってモノをつくる”のはゲームクリエイターの得意分野。採用側が求めている情報を的確にアピールすることを意識しましょう。
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